
デザイナーなどによりデザインされた製品の多くには意匠権が登録されています。
リプロダクト品とは、意匠権の期限が切れた製品を、オリジナルデザインを元に出来るだけ忠実に復刻生産した製品です。
ジェネリック製品と表現されることもあります。
開発費が少なく、デザイナーやその功績を管理する財団に支払うロイヤリティーも発生しないため、
お客様に製品を低価格で提供できるという強みを持っています。
リプロダクト品の普及により、洗練されたデザインを多くの人が気軽に楽しむことが出来るようになりました。
また、時代と共に従来とは異なる新しい素材を使用し製造された製品もあり、従来の製品の枠を超えた
多くのバリエーションや新しい可能性を感じることが出来るのも、リプロダクト品の魅力の一つとなりつつあります。
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■意匠権とは
意匠権とは、物のデザインを独占的に所有できる権利です。
産業財産権法に基づいて意匠登録を行った商品は、日本では発表から20年間そのデザインの意匠が保護され、
同じ形・デザインの商品を製作・販売する事が禁止されます。
期間経過後はパブリックドメインとなり版権が無くなりますので、リプロダクト品として復刻生産することが可能となります。
また、登録を行っていなくても、新商品として発表されてから3年以内に同じと認められる商品を販売することは不正競争防止法違反になり、
違法行為として罰せられる対象となります。
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■コピー品との違い
リプロダクト品とコピー品は同じものであると、勘違いされる場合がありますが、これらは別物です。
登録された意匠権の期限が切れた製品を、復刻生産したものをリプロダクト品と呼ぶのに対し、
意匠権の期限がまだ切れていない製品を複製したものをコピー品と呼びます。
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■弊社の製品について
R&Mの取り扱う商品のほとんどはリプロダクト品となります。
低価格が売りのリプロダクト品ですが、実際に国内で販売されている商品の価格、品質は様々です。
R&Mでは、海外にある取引工場にスタッフが実際に足を運び、直に製品の品質をチェックしています。
その中でコストパフォーマンスに優れた、納得のいく製品のみを厳選し仕入れを行なっております。
また、商品の企画・開発も積極的に行なっており、価格、品質ともにご満足頂ける製品を日々追求しております。
R&Mでは、今後もより多くの消費者の皆様方に魅力的な商品やサービスを提供し続けたいと考えております。